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暮らしの情報・まめ知識 2023/11/1

LDCレポート【11月号】

■活用すればするほど便利!ジッパーバッグ

 食品を小分けしたり保存する際に重宝するのが、ジッパーバッグと呼ばれるジッパー付きビニール袋。食品の保存だけでない、便利で意外な使い方があるのをご存じですか?

●食品の保存に

 使いきれなかった野菜など食材の保存方法に困ったら、メーカーのウェブサイトを見てみましょう。食材ごとにまとめられていて見やすく、便利です。さらに1回に炊くお米を小分けしておく、1回分の味噌汁の具をまとめて冷凍保存するといった、「ひと手間かけて後を楽」にする保存や、開封済みの食品や昆布などの乾物の保存にも向いています。

●料理の時短に

 注目したいのが「レンチン調理できるジッパーバッグ」。レンジで解凍するのではなく、材料と調味料を入れてレンジ加熱することでおかずができるタイプのもの。下ごしらえから保存、調理まで1つの袋でできるので便利です。

●小物の収納に

 中身が見えてかさばらないジッパーバッグは、イヤフォン、薬、アクセサリーなどの分類・収納に便利です。防災グッズも用途別にしたり家族分の袋をつくって備えておけば安心です。水もれせず、密閉できるので濡れた折りたたみの傘をバッグにしまう時にも。

●旅行に行く時に

 ポーチ代わりに。不要になったらゴミ袋にして処分できますし、旅の思い出のショップカードやチケット類、レシートなどを持ち帰るのに使えます。大きめのジッパーバッグを持参すれば、そのバッグにセスキ炭酸ソーダを溶かした少量の水と衣類を入れ、つけ置き洗いやふり洗いをすれば洗濯もできます。

●捨てる前に

 食器の漂白に使う、生ごみ用のゴミ袋にするなど、食品を入れなければ破れるまで使い倒せますが、究極の再利用と話題になったのが、警視庁の公式SNSが提案した活用法です。それはジッパー部分をハサミで切ってポリ袋に重ねた簡易ジッパーバッグ。災害時にも役に立つとして、メディアで大きく取り上げられました。

 ジッパーバッグは活用次第で用途も広がり、便利なアイテムといえそうです。

※参考:

旭化成ホームプロダクツ株式会社 https://www.asahi-kasei.co.jp/saran/

ライオン株式会社        https://www.lion.co.jp/ja/

一般社団法人 日本冷凍食品協会  https://www.reishokukyo.or.jp/

暮らしニスタ           https://kurashinista.jp/

folk               https://folk-media.com/

警視庁警備部災害対策課         https://twitter.com/MPD_bousai 

サンキュ!            https://39mag.benesse.ne.jp/ レタスクラブ           https://www.lettuceclub.net/  

 

■つゆとたれの違いを調べてわかった、奥深い食文化

 あたたかくて汁気の多いメニューがおいしく感じる季節になりました。料理からたちのぼる湯気と香りには心身ともにほっとしますね。料理に欠かせない液体(あえてこう呼ばせていただきます)は主に4種類。「汁」「スープ」「つゆ」「たれ」といったところでしょう。

 「お蕎麦のつゆ」「天つゆ」「焼き肉のたれ」「納豆のたれ」「味噌汁」など、私たちはふだん料理によって言葉を使い分けていますが、それはほとんど無意識に近い感覚とも言えます。汁を辞書で調べると「調理用の液体、吸い物」とあり、わかりやすいです。スープは汁の西洋版といったところでしょう。

 語源は「垂れる」と言われるように、たれは味が濃厚でとろみのある液になります。食材にしみこませて味付けをしたり、料理にかける合わせ調味料で、基本的に飲みません。一方のつゆは、だし汁を味付けしたもの。スープのように飲んだり、つけつゆのように飲まずに使うこともあります。

 ちなみに、うどんの汁は「つゆ」ですか?それとも「だし」でしょうか。関東では「うどんつゆ」といい、関西では「うどんだし」と呼ぶそうです。これには江戸時代の「昆布の運搬ルート」が関係していました。

 昆布は北前船で北海道からまず大阪へ運ばれ、大阪で売れ残ったものが江戸で消費されたため、関東では昆布だしが発達しませんでした。その上関東は硬水でいいだし汁が取れなかったこともあり、鰹節と醤油で「つゆ」を作ったのが始まりとされています。対して関西は良質な昆布が手に入ったことと、昆布の旨味を引き出す軟水だったため、昆布に薄口醤油を使った「出汁」になりました。

 つゆや汁といった言葉の使い分けは、生まれ育った地域によっても異なるのですね。日本の食文化として後世につないでいきたいものです。

※参考:

広辞苑(岩波書店)                

株式会社浅沼醤油店         https://www.asanumashoyu.co.jp/

株式会社にんべん          https://www.ninben.co.jp/

国立国会図書館           https://www.ndl.go.jp/

だしと発酵、暮らしとデザイン    https://in-the-life.net/

一般社団法人 日本昆布協会     https://kombu.or.jp/

Ippin(イッピン)            https://ippin.gnavi.co.jp/

 

■「ご不浄」や「はばかり」と呼ばれた時代も今は昔

 11月19日は「世界トイレの日」。屋外で用を足すことでひきおこす病気をなくすため、2013年に国連が制定しました。現代でも世界の3人に1人がトイレのない生活をしているのだそうです。

 そしてトイレといえば、日本は世界の最先端です。私たちが毎日、当たり前に使っているトイレは、外国人観光客にとって驚きと感動なのだとか。しかし日本のトイレも今日にいたるまでは長い道のりがありました。

 日本のトイレの歴史は古く、縄文時代までさかのぼります。文献で見ると、古事記には川に板を渡した場所で用を足していたとの記述があり、そこからトイレを川の建物という意味の「川屋」と呼ぶようになったようです。これが「厠」の語源です。日本で現存する最古のトイレは京都の東福寺の『百雪隠』。100人のお坊さんが一度に用を足せるほど広いトイレという意味です。雪隠(せっちん)もトイレの呼び方で、諸説ありますが、禅宗でトイレを指す言葉である「西浄(せいちん)」に由来します。

 「憚(はばかり)」(用を足す時は人の目をはばかるから)や「ご不浄」(排泄物は汚ないから)という言葉からもわかるように、かつては暗い、汚い、臭いイメージがあったトイレ。住まいの中でも離れや隅の方につくられることがほとんどでした。その後トイレは汲み取り式から水洗式へ、和式から洋式と編纂を重ね、「汚れにくい」「におわない」「抗菌」などの機能付きが開発されています。

 トイレを快適にという考え方は、住宅だけでなく、駅やサービスエリア、公園のトイレ、オフィスや商業施設のトイレにも広がっています。トイレの空き状況がリアルタイムでスマホで見られるシステムや、トイレを使うだけで健康状態をモニタリングするなどIoTと連携したシステムも登場しています。

 ふだん快適にトイレを使っている私たちですが、ひとたび災害に見舞われると状況が一変することも経験しています。今後は、避難所などでのトイレも整備されていくでしょう。あらためてトイレの大切さを実感しますね。

※参考:

公益財団法人 日本ユニセフ協会       https://www.unicef.or.jp/

一般社団法人 日本トイレ協会         https://j-toilet.com/

一般社団法人 日本レストルーム工業会 https://www.sanitary-net.com/

TOTO株式会社             https://jp.toto.com/

株式会社NTTファシリティーズ      https://www.ntt-f.co.jp/

日本管材センター株式会社       https://www.kanzai.co.jp/

東京新聞               https://www.tokyo-np.co.jp/

大阪ガス株式会社           https://www.osakagas.co.jp/

DIME                 https://dime.jp/