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ブログ 2022/6/24

お子様への金融教育について■LDCブログ

こんにちは、LDC大内美郷です。

相当久しぶりのブログになってしまいました・・・(^^;

気づけば2022年も折り返し。沖縄では梅雨も明け、いよいよ夏本番!といったところでしょうか。

関東地方はまだまだ梅雨が続きますが、今年こそマスクを外して夏を堪能したいなーと感じています。

 

さて、今日はお子様への金融教育に関するお話です。

新学習指導要領や4月からの成人年齢引き下げもあり、小学校~高校でも金融授業が組み込まれることになりました。

社会科や家庭科の授業内で行うそうで、主な内容は下記です。

●小学校:売買契約の基礎、買い物の仕組み、物や金銭の大切さ 等

●中学校:金融の仕組みや働きの理解、経済活動の役割、計画的な金銭管理の必要性、消費者行動について 等

●高校 :財政及び租税の役割、社会保障制度、消費者保護の仕組み、キャッシュレス決済 等

 

これらが導入された背景には、成人年齢が18歳となり、クレジットカード発行や金消契約を保護者なしでできるようになったこと等があるようです。

もちろん、このような座学も必要なのですが・・・

我々が特に大切だと感じるのは

実践的な「お金の使い方・増やし方」

です。

日本では、お金の話というと何となくタブーな雰囲気がありますが

実は、海外では小学校から投資の授業があり、お金を運用して増やすことは一般的なこととされています。

 

【引用】日本銀行調査統計局   資金循環の日米欧比較」2020/08/21

 

上記は、日本と世界の国との金融資産構成を示した図です。

日本は「現金・預金」が全体の50%超を占めているのに対し、アメリカではわずか13.7%。

一方、「債務証券」「投資信託」「株式等」などの運用商品を見てみると、

日本の14.4%に対し、アメリカは50.8%とまさに真逆の現象が起きています。

加えて、直近の異常ともいえる物価高騰や原油高、円安状況を考えると

このまま貯金・預金をしているだけでは、お金は増えないばかりか、価値はどんどん目減りしていき

日本はどんどん貧しくなってしまいます・・・。

 

そこで大切なのが「お金を運用して増やす」ということです。 

投資=博打・ギャンブル・お金儲けの手段だ! とのイメージもあるようですが

それは全く異なります。

博打やギャンブルは、【投機】と呼ばれ、上がった下がった(勝った負けた)の理由が説明できないもの、

つまり「運次第」ということです。

 

一方で【投資】とは

世の中の役に立っている企業や、これから成長していく国などにお金を預けることです。

その企業の業績が上がればリターンも大きくなりますし

疫病や自然災害・戦争など世界経済の状況によってはリスク(振れ幅)が大きくなることもあります。

ですが、冷静な目線で長期的に考えてみると

世界経済は都度困難を乗り越えて成長を続けていますし、世界規模では人口も伸び続けています。

そして、応援していきたい分野や会社にお金を投資するということは

世界経済の一員を担うことにもなります(^^)

投資とは何か特別な行為ではなく、我々が生きていくために必要な手段なのです。

 

お金を銀行で寝かせておくのか、それとも世界に投資して働きに行かせるのか。

 

これは数十年後にとんでもない大きな差になっていきますし

特に時間がある若い世代の方ほど知っておく必要性を感じます。

 

最近、弊社でも「子供にお金の勉強会をやってほしい!」との声を頂くことが非常に増えまして

小学生~大学生といった幅広い世代の方々に対して

このようなお金との付き合い方・投資や運用の方法についてお話をしています。

皆さん熱心に聞いていただけるので、私もつい熱が入りすぎてしまいます。(笑) 

 

日本でも、こういったお金の話がもっと気軽にできるような社会になったらいいな、と感じますので

これからも金融教育事業は定期的に行っていきたいと思います!(^_-)-☆ 

 

※現状は各家庭に訪問して勉強会を行っており、セミナー等の開催予定はありません。

ご希望がございましたらお気軽にお問い合わせください♪