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暮らしの情報・まめ知識 2020/1/6

LDCレポート【1月号】

■スマホが熱い!どうすればいいの? 

 2018年度の総務省のデータによると、スマートフォン(以下スマホ)の世帯保有率は7割超、シニア層のスマホユーザーも増えています。

 スマホは便利なツールですが、慣れないと機能や操作に戸惑うこともあります。その一つが「スマホが熱い」ということ。まるで使い捨てカイロのような熱さで、実際42~43℃くらいと言われています。調子が悪いのかな?こんなに熱くて大丈夫なのかな?と不安になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 スマホが熱くなる原因はいくつかありますが、代表的なのはバッテリーとアプリに起因する2つです。バッテリーについては、充電しながら使ったり、別の端末用のケーブルを使い回すなど充電ケーブルが適合していないと熱くなります。バッテリーの劣化も発熱の要因です。またアプリを動かすと、スマホのエンジンであるCPUが活発に働いて熱を帯びます。そのため多くのアプリを起動したり、動画やアニメーションを使ったゲームを続けたり、長時間使っていると、スマホが熱くなってしまうのです。

 スマホの熱さが気になる時は、(1)充電をやめる(2)アプリを終了する(3)ケースやカバーをはずす(4)電源を落とす、を実行してください。風のあたる場所や温度の低い場所に置き、自然に冷却するのが基本です。防水だからと水に漬けたり、保冷剤を当てたりすると内部が結露してしまい、故障の原因になります。

 スマホを熱くしないためには、長時間の使用を控える、暖房器具などあたたかいもののそばに置かないなど、できることを心掛けましょう。もし、心当たりがないのにスマホが熱い状態が続く時は、原因が別なところにある場合もあるので、販売店に持ち込むのがおすすめです。

※参考ノートン公式サイト              https://jp.norton.com/
エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会 https://www.ntt.com/index.html
株式会社NTTドコモ              https://www.nttdocomo.co.jp/
KDDI株式会社                 https://www.kddi.com/
総務省                    http://www.soumu.go.jp/
統計データ出典/情報通信白書平成30年版

■今年の祝日はスペシャルバージョン 

 カレンダーが新しくなるとチェックしたくなるのが、祝日。今年の連休を確認して旅行のプランを立てる方も多いのではないでしょうか。

 祝日は正式には「国民の祝日」といい、法律によって規定されています。例えば元日は1月1日、年のはじめを祝う日です。4月29日は昭和の日。激動の日々を経て、復興を遂げた昭和の時代を顧み、国の将来に思いをいたす日なのだとか。祝日が法律で定められていることや、祝日ごとにその内容が明記されていることなどは、なかなか知る機会もなく、意外です。

 さて、2020年の祝日はスペシャルバージョンになるのをご存じでしょうか。年間の祝日日数は16日と変わりませんが、祝日の日にちが、東京五輪・パラリンピック特別措置法という法律によって、今年だけスライドします。例年7月第3月曜日、つまり今年なら7月20日と制定されている海の日は、7月23日に。8月11日の山の日は、8月10日に。さらに10月第2月曜日の体育の日は、7月24日と大幅に前倒しになりました。ちなみに、体育の日は今年から「スポーツの日」という名前に変更されました。

 このように1年限りで祝日を移動するのは、国民の祝日に関する法律が施行されてから初めてということです。さて、この今年限りの祝日、皆さんはどう活用しますか?

※参考:
総務省行政管理局 http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/gyoukan/
内閣府      https://www.cao.go.jp/
国立天文台    https://www.nao.ac.jp/

パン好きも満足の冷凍パン

 高級食パン、コッペパン、クロワッサン、カレーパン。ここ数年パンブームとも言われ、さまざまなパンが話題になっています。家庭で焼きたてのパンを楽しめる家電、ホームベーカリーが一世を風靡したのも記憶に新しいですね。

 そして今、さらに手軽に焼きたてを楽しめると注目されているのが「冷凍パン」。買ってきたパンを冷凍保存するのではなく、冷凍した状態で売られているパンです。一次発酵または二次発酵の段階まで作られているので、自宅で焼くだけという手軽さです。

  冷凍パンは、もともと業務用としてホテルやレストラン、町のパン屋さん向けに開発された商品が、家庭用として販売されるようになった商品です。食事にも合うハード系のパンから菓子パンまであり、焼いて完成したパンを冷凍したタイプと、生地をこねて発酵させただけのものを冷凍にしたタイプの2つに大別されます。前者は、解凍してトースターで焼くだけという手軽さで、後者のパンはオーブンで焼く作業が発生するため、簡単便利という点では負けますが、本格的な焼きたてを楽しむことができます。いずれの場合も、冷凍することででんぷんの劣化、いわゆる「パンがバサバサになる」のを防ぐことができるので、おいしさをキープしてくれます。

 唯一の難点は、スーパーなどで買えないことでしょうか。オンラインショップも手掛けている実店舗が一部あるだけで、ほとんどが通販のみです。さらに冷凍庫内で場所を取るため、長期保存がきくのに大量にストックができないというジレンマも。それでも手軽さと焼きたてのおいしさには代えがたいということで、利用する人が増えているようです。

 ごちそう続きだった年末年始をすぎ、そろそろいつもの食生活に戻る頃でしょうか。オーブンで焼き上がったばかりのパンとともに、休日のブランチやおうちバルを楽しむ、そんなちょっぴり贅沢な時間を過ごすのもおすすめです。

※参考:

食楽web                 https://www.syokuraku-web.com/

敷島製パン株式会社         https://www.pascoshop.com/

株式会社ブーランジュリーピノキオ https://www.fukuramu-pan.com/

イオンサヴール株式会社       https://www.picard-frozen.jp/

マネー現代                https://gendai.ismedia.jp/money